国の研究機関「水産研究・教育機構」は、本格的に漁が行われる8月から12月までの期間に北海道から千葉県にかけての沖合に来るサンマの量や大きさの見通しを公表しました。
それによりますと、この海域に来るサンマの量は、低い水準だった去年と同じ水準になる見込みだということです。
また、大きさについても、80グラムから100グラム程度と、標準的なものより3割から4割ほど小さいものが中心になる見通しだとしています。
サンマの量が減り、大きさも小ぶりなものが中心になる背景として、研究機関は、日本近海の潮の流れの変化や海水温の上昇に加え、餌となるプランクトンが減っていることなどをあげています。
サンマの漁獲量は去年、2万5800トンと、近年のピーク時の10分の1以下にとどまるなど、深刻な不漁が続いていて、今回の見込みどおりであれば、ことしもサンマの不漁は続くことになりそうです。
ことし4月に開かれた国際会議では、サンマの漁獲量の上限を加盟国全体で減らすことで合意していて、水産庁は、引き続き、資源回復に向けた取り組みを強化することにしています。
不漁続くサンマ 日本の漁場に来る量ことしも低水準の見通し
時間: 30/07/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1389
推奨
- 山東任城:運河夜間スクール 若者の潮流ナイトライフ
- 選挙ポスターに全裸に近い女性の画像 警視庁が候補者に警告
- 上皇后さま “痛み和らぎ 手術翌日からリハビリ” 宮内庁長官
- 千葉 八千代 強盗予備の疑いで新たに2人逮捕 “金欲しかった”
- 新型コロナで収入減少 芸術家などの社会保障考えるセミナー
- 東北5県 クマの餌のブナの実の実り 今秋 平年より多くなる予測
- 政府の情報収集衛星を搭載 H2Aロケット打ち上げ成功 鹿児島
- 改造車で「ホッピング走行」か 26歳ドライバー 交通違反で摘発
- 工藤会幹部の2審判決 1審に続き無期懲役 4事件で殺人などの罪
- 20歳以上の男性で肥満は31.7% 10年間で増加傾向 厚労省調査