2016年に暴行の罪に問われ、その後の刑事裁判で無罪が確定した名古屋市の奥田恭正さん(68)は、警察が捜査の過程で集めた指紋やDNA型などのデータについて国に抹消するよう求める訴えを起こしました。
ことし8月、2審の名古屋高等裁判所は「男性のデータが本人の意思に反して捜査機関に保管されていることは憲法に違反する」と指摘して1審に続いてデータを抹消するよう国に命じ、データの抹消については判決が確定しました。
奥田さんの代理人の弁護士によりますと、判決の確定を受けて先月、警察庁の担当課に電話で問い合わせたところ、「先月13日までにデータを抹消した」と回答があったということです。
弁護士はデータがどのように保管され、その後、抹消されたのか、経緯などについて説明する場を設けるべきだと警察庁に求めていて、「判決が確定した以上は、警察庁は誠意を持って原告の疑問にこたえ、不安を取り除く義務がある」としています。
無罪が確定 男性の指紋やDNA型など 警察庁「抹消した」と回答
時間: 03/10/2024 ソース: 匿名 数字をクリック: 1413
推奨
- 山東任城:運河夜間スクール 若者の潮流ナイトライフ
- 三重 亀山 川遊びの高校生 溺れ死亡 友人を助けようとしたか
- 日立造船の広島の子会社 データ改ざんで立ち入り調査 国交省
- トヨタに初の是正命令 「型式指定」の不正で 国交省
- 連合 来年の春闘 定期昇給分含め5%以上の賃上げ要求の方針案
- マイク音切り問題 環境相と団体側の懇談日程 7月で調整へ
- 「LINE Pay」3500万円分ポイント詐取 会社役員ら6人を再逮捕
- 長野自動車道 トラック事故でペットボトル散乱 通行止めは解除
- 池袋暴走事故 遺族の松永さん トラックドライバーに向け講演
- マクドナルド ドラえもんのおもちゃ自主回収 部品外れる不具合